
オープンした昨日は日曜日ということもあり、大変な混み合いが予想されていたので、私は今日(月曜日)のランチ時間に第一回目の鑑賞としてパパッと行ってきました。
恐らく、この展示会を見るには長い列がなすだろうと予想され、並ぶようにロープが張っていたのですが、月曜日とあってか並ばずにすぐにギャラリーに入ることができました。とは言え、ギャラリーには既にたくさんの人が。。。
最初に迎えてくれるのは、ラファエロが10代の時に描いた自画像。。。穏やかな少年の表情です。
小さな時から才能が伺えたラファエロに最初に絵を教えたのは、父親のジョバンニ サンティでした。サンティはウルビーノの宮廷画家でしたが、文学、哲学、芸術に詳しい知識人で、宮廷の文化活動の中心にいた人物でした。
今回のラファエロ展に最初に展示されているのは、父親サンティの作品たち。。
(ジョバンニ サンティ作。なんて素晴らしいドローイング!)
サンティの作品に目が釘付けになってしまいます。
(ジョバンニ サンティ作)
素晴らしい経歴を持つ父親に多大なる影響を受けたラファエロは、すぐに画家としての頭角を表してきたそうです。
ご存知のように、ラファエロは画家、建築家として37年の生涯で大きな成功を収めた芸術家です。
ウルビーノに生まれ、フィレンツェでダビンチやミケランジェロと並ぶ存在へと成長し、最終的にはローマ教皇庁で活躍したラファエロ。。今回のエギジビションでは、その彼の突出した才能を、170点以上の作品を通じて見ることができます。
各作品の所蔵先を見てみると、イタリアを始めイギリス、ウィーン、フランス、イタリア、アメリカなど、各国から集めてきたことがわかります。
多くはドローイングですが、素晴らしい絵画の数々も見ることができます。そして、どれも素晴らしい!!感嘆ものです。
(殉教したサン セバスチャンのテーマ。普通は裸体に射で抜かれた様子が描かれるのですが、ラファエロは全く違うサン セバスチャンを描く。)
下の作品は晩年に(と言っても彼が34才頃)、最初から最後までたった一人で手がけた作品です(ラファエロの多くの作品は弟子たちがディテール部分を描くことが多かった)。また、彼がキャンバスに直接描いた数少ない作品の一つなのです。
(The Holy family with the infant Saint John the baptist)
絵画の細部の一つ一つに至るまでラファエロが全力を捧げた作品。そのディテールの様子は、マドンナの繊細なヴェールにも見てとれます。
長めのランチをとってササっと行ってこようと思ったのが大間違い!これほど多くのラファエロの作品を集めているとは知りませんでした!
(芸術パトロンの一人であったジョヴァンナ ローベレだと思われる。モナリサと同じ構図です。)
これは、あと2〜3回は再訪してじっくりと鑑賞してこなくては!
一度ではエギジビションの様子をお伝えできないので、次回はドローイングを含む作品をご紹介したいと思います。