5年もの間待っていた美術館がようやく再オープン！

5年もの間、辛抱強く待っていました。。。そう、私がニューヨークで一番好きな美術館フリックコレクションが大改装を行い、5年ぶりに再オープンしたので〜す！今か今かと待っていたこの5年間。。。
1〜2年の改装であろうと思ってたのに、いつまで経っても終わらない。。。時々、ウェブサイトをチェックしてみるも、再オープンの日時についての告示はなく待ちくたびれていました。

フリック大邸宅（ここ、フリックコレクションの建物）が改装されている間は、ここのコレクションは元ホイットニー美術館の建物を仮の宿としていました。

元ホイットニーは、コンクリート打ちっぱなしのようなブルータリストと呼ばれる建築様式で、フリック大邸宅とは真反対のモダーンな建物。。。

そのモダーンな空間に、フリックコレクションの絵画が見事に美しく映えて、意外にもあちらの建物の方が絵の素晴らしさが際立っていたと思うのが私の感想。

しかし、その芸術作品たちがようやく甦った古巣へ戻ってきました〜。

もう、楽しみで楽しみで興奮気味の私。

ドキドキしながら、久しぶりにフリックコレクションの門をくぐりました。

素晴らしい絵画コレクションがたくさん見られるのもさることながら、フリック邸宅がこれまたため息ものの一言。。。

さほど大きくない邸宅ですが、細部に渡りきめ細やかにデザインがなされており、2階へ続く大階段は本当に美しい〜。

全てが実にバランス良くまとめられており、私が今まで見学したことのある邸宅の中でもトップに位置するステキな邸宅です。

ニューヨークの美術館にしては珍しく、ギャラリーでの写真撮影は禁止となっています。

でも、すっかり忘れて撮ってしまった（本当です）。

セキュリティーの人に、写真は撮らないようにと言われました。

茶目っけのあるセキュリティーの人は、その日が彼の誕生日だと自分から教えてくれ、随分と明るく楽しそうに、でもとても親切に来館者を迎えていました。

でも、やっぱり写真はダメだって。。。

でも知らないで撮ってしまったのを、ここで特別公開。。（上から、３、４、5枚目の写真）

改装後のフリックコレクション。私の感想は、1階部分はほぼ以前と変わらず、おそらく絵画の配置もほぼ同じでは。。。？
しかし、改装後の大きな目玉としては、以前は開放されていなかった2階部分が全てギャラリーとなっており、この素晴らしい階段を上って行くことができるのです！フリックコレクションにある芸術作品は、素晴らしいヨーロッパ絵画のコレクションと邸宅にある調度品の数々、彫刻などがありますが、その質の高さに圧倒されると思います。
とにかく素晴らしい！の一言。。。大々大満足なフリックコレクションなのでありました。

フリック万歳！

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