2021年 11月 07日
シチリア島:ラグーサの夜(ユネスコ世界遺産) |
途中、たった一件だけ電気が灯っていたアンティークショップに入り、果たして歩いている方向が正しいのか、そして町が歩ける距離にあるのか聞いてみたところ、このままこの道を真っすぐに歩けば良いと教えてもらい、そのままテクテクと歩き続けました(でも、ちょっと疑心暗鬼だった私)。
そして、ほぼ行き止まりに来て唖然!
目の前にあったのは、最初の写真の風景!写真では、それほど遠いように見えませんが、実際には遥か遠くに見える里(!?)があります。
おまけに遥か下に見えるのです(もう下界と言っていいレベル。小さく見える車から、どのくらい階段を降りなければならないか、想像できますか?)
やっぱり徒歩じゃ無理!車で行かないと無理!と意気消沈。
お声をかけて聞いてみた所、目の前の階段を降りると町に辿り着くのだと教えてくれました。
でもね〜、町は遥か下に存在している。。。
かなり悩んだけど、階段を一段一段降りて行きました。
そして、一体どのくらい降りただろう。。。人生の中でここまでの階段をクリアしたのは初めて!
そして、ようやくようやく降りきると、そこにはラグーサの町がありました。
町自体は小さいので、散策するのにそれほど時間がかからないのですが、やっと降りて来た階段をまた上る気力も体力もありませ〜ん。
ピッツェリアによってピッツァを食べ、かなりゆっくりしてから、意を決して階段を上って地上に戻って行きました。
イタリアに来てから、ほぼ毎日15キロ以上歩き、シチリアに来てからは更に階段の上り下りが加わり、ここラグーサではこの階段数を上り下りした時の振動で、さすがに股関節と腰がかなり痛くなりました。
と言う事で、ラグーサの町と言うと、真っ先に頭に思い浮かぶのは”階段”なのでした(笑)。
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by villagecafe2
| 2021-11-07 08:22
| Italy 2021
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